Gold Experience

Cafes and Old streets in Shanghai

夢の都

中華芸術宮に行ってきました。

2010年に開催された上海国際博覧会において、

中国館だった建物だそうです。

以前テレビで見たような気がします。
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神社のような、お寺のような不思議なデザインです。

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中国建築の伝統技法を活用しているみたいです。

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中華の華という文字を意識しているようにもみえます。

華は簡体字では华なので、

むしろ中国の若い人は気づかないかも。

 

中は中国の現代美術館で、入場料はなんと無料です。

最上階(4階?)は油絵がメインです。

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歴史に関する絵が多いです。

上海の昔の写真も飾ってありました。

 

3階、2階は大して展示もなく、

1階は現代美術や企画展のようです。

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現代美術というのはよくわからないですが、

無料なので得した気分です。

 

上海万博には日本も参加しており、

日本館には復元された遣唐使船もあったとか。

https://www.kadokawa-zaidan.or.jp/other/kentoushisen.html

復元された遣唐使船はエンジンを積んでおり、

大阪から出発して上海まで海路で来たそうです。

名誉艦長は夢枕獏陰陽師か。。

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上の写真は奈良の平城京跡歴史公園にある復元遣唐使船。上海万博の船とは無関係みたいです。

 

井上靖の小説「天平の甍」によると、

鑑真も遣唐使船に乗って日本に来てくれたそうです。

鑑真は当時中国仏教会では大物だったのですが、日本の招きに応じて日本への渡航を決意。密告や天候で5回は失敗、過労で失明後、6回目にようやく渡航に成功。

物凄い強い意思を持った人だったようです。

鑑真が開いたお寺とされる奈良の唐招提寺には行ったことがあるので、

いつか揚州の大明寺にもお参りに行こうかと思います。

 

今も昔も海外に学ぶ姿勢は大事ですね。